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毎日仕事に真剣に取り組む日々、ふと職場の雰囲気がピリピリしてると感じることありませんか?
上層部からのノルマやプレッシャーに押されてとにかく目の前のことをさばくのに忙殺されていた。
自分の部署、部下のことまでしっかりケアできていなかった。
ふとそう思うことありますよね。
どうにか改善したい!
でもすでに部下も職場の雰囲気もピリピリしてしまっていては何から始めれば良いのでしょうか。
職場のピリピリをマネージャーとしてどうにかしたい。
そう思ったらまず見直すべきポイントを3つお伝えします。
職場のピリピリに最も直結するのが忙しさ。
その忙しさは仕方なくとも、スタッフ一人一人の仕事の割り振りに問題があると、忙しさと苛立ち・ピリピリした雰囲気に繋がってしまいます。
全体にタスクが滞りなく処理できていてなんの問題もないように思えたとしても、実はどこかへ偏りがあったりしませんか?
仕事ができる人、事務処理スピードの速い人ほど仕事を抱えてしまうのが組織です。
そしてその抱えすぎた社員の持つ不満が職場のピリピリへ繋がって居る可能性があります。
自分は周りよりも多く仕事を受け持って居るのに正当に評価されていないという不満が隠れて居る場合も。
そのまま放置すると、大切な優秀な人材を逃してしまうことになりかねません。
任せる側としてはどうしてもできる人に任せたくなる気持ちもわかりますが、
他にふれる仕事を多く受け持っていないか、そもそも受け持つ仕事に偏りがあった場合は、他の人材の育成が放置されていないかも含め見直すべきでしょう。
仕事以外のことで職場がピリピリして居る可能性もあります。
職場の人間関係にトラブルがないかどうか、よく見ておくのもマネージャーとしての役割のひとつです。
ただ仕事をして居る様子を眺めて居るだけでは、人間関係のトラブルなどには気がつかないでしょう。
仕事をしながら私的な人間関係トラブルを持ち込む様なことがあってはならないことくらいはわかって居るはずなので、隠そうと努力はして居るはずです。
それに気がつくには日頃からの職場でのコミュニケーションが大切。
今までコミュニケーションをおざなりにしてきたという場合でも、これを機に始めれば大丈夫です。
時間をとって部下へ何か困ったことはないかヒアリングして見ても良いし、同じ等級の同僚へ、自分の部署の雰囲気についてどう思うかなど意見をもらうのも、俯瞰で自分の部署を見ることができるので効果的です。
イマドキの若者は、仕事は仕事、プライベートはプライベートと上司と飲みに行くのはだるい。
なんて感じる人も多いです。
ですが、ピリピリした職場で毎日仕事をこなす、職場の人との関わりはそれだけ、となるとやっぱりずっと息の詰まる様な気持ちになってしまいます。
できる限り金銭的にも時間的にもスタッフに負担な形で、職場の外でコミュニケーションをとる場を持つことは職場の雰囲気の改善につながるある意味最も手っ取り早い方法かも知れません。
お堅い話は抜きに、無礼講で過ごせる場で部下とのコミュニケーションを図って見てはどうでしょうか。
飲み会でもいいし、ランチでも良い。
コミュニケーションを図る場を設ける際は部下に選択肢を与えて、部下にとってリラックスできる時間を提供する様な気持ちで挑んで見てください。
なぜ管理職である自分が部下におべんちゃらしなければならないのか、という気持ちもあるかも知れませんが、その上司としての部下を想う気持ちは必ず伝わります。
そして職場のピリピリした雰囲気が解消されれば部署にとってはとてもポジティブな結果になることを思えば、その違和感はとるに足らないことです。
こちらの記事も是非参考にして見てください。
若者が飲み会に行かないのも当たり前!飲みニケーションは時代遅れ
あれ?職場の雰囲気がおかしいと思ったらすぐにチェックしたい3つの項目を紹介しました。
管理職・マネージャー職としてどれも当たり前に管理しておくべき項目ではありますが、現実にはしっかりと監督しきれていないこともあるかと思います。
社長・取締役でない限りは常に板挟み状態であるので、上からのプレッシャーと部下の管理を完璧にこなせる人はいません。
たまに立ち止まっては全体を見渡して問題に向き合うときに取り入れてほしい技法が、「コーチング」です。
コーチング事業、コーチングのせいか測定や研究を専門にしているCOACH A 社によると、コーチングとは以下の様に定義されています。
コーチ・エィでは、コーチングを「目標達成に必要な知識、スキル、ツールが何であるかを棚卸しし、それをテーラーメイド(個別対応)で備えさせるプロセスである」と定義しています。
つまり、コーチングとは「自発的行動を促進するコミュニケーション」です引用元: コーチ・エィ アカデミア
この様にこれが定義!と言われると難しく感じますね。
今のトピックに当てはめてみてください。
職場の雰囲気がピリピリしてきていてどうに改善したいのです。
そのとき、ただ管理職として全体に指示を出すのではなく簡単にいえばスタッフ一人一人とじっくり向き合うということ。
その部署全体の雰囲気を、全体へのアプローチでどうにかするのではなく、個々へのアプローチから全体を変えるというイメージです。
上からの指示でしか動けない部下たちの集団は、職場の雰囲気がピリピリしていようがただ目の前の仕事をこなし、周りとの関わりや部署内での自分の役目についても自発的行動はせずに上がどうにかすべきだ、という思考になりかねません。
上述の定義にある、「自発的行動を促進するコミュニケーション」。
上司・管理職・マネージャーの役割は、問題が起こった後にあーしてこうしろ!とただ集団をまとめ上げることだけではなく、問題が起こってもお互いに自発的に考え、行動できる応用力を持った部下を育てるところにあるのではないでしょうか。
人材不足と騒がれている昨今、スタッフそれぞれの個人の力を最大限引き出して今ある人材を大切に育て上げて絆を深めていくことが必要である様に感じます。
コーチングに関しては、様々な研修専門の会社が管理職向けとして多様な研修を実施しています。
社内ではなかなか得ることができない知識・技法なので、専門の会社研修を受けてみるのも一つの方法かもしれません。
職場のピリピリとしたいやーな雰囲気。
これをパッと明るくする!管理職・マネージャーの腕の見せ所ですよね。
上司がわからその悪い雰囲気を感じるということは、従業員はもっともっと感じていて居心地が悪いものだと思います。
今回は、職場がピリピリしてきたときに見直したい3つのポイント(仕事の割り振りの見直し・人間関係のトラブルの有無・リラックスできる場でのコミュニケーション)と、コーチングという技法について少しだけ紹介させていただきました。
あなたの職場のピリピリした雰囲気の解消へお力添えができれば幸いです。
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