常に言い返してくる部下への対処法!上司としてのスマートな対応とは

常に言い返してくる部下への対処法!上司としてのスマートな対応とは
ああ言えばこう言う、こう言えばああいう。

こちらからの指示に、「はい、わかりました。」とすませることができない、言い返してくる部下に頭を悩まされていますか?

何かと口答えをしてくる部下。
どう対処するのが良いのでしょうか。

その言い返しは本当に聞く必要のないもの?

まず、しっかりと確認しておきたいこと。

その言い返してくる部下の言い返しは本当にただの言い返し?

確かに管理職である自分の指示や発言に対して素直にはい!わかりました!と言われたら気持ち良いものです。

でも、あなたもいつも正しいわけではないですよね?
そして正しいかどうかはあなたが決めることではなくてあくまで周りが評価することです。

その部下の言い分や言い返しが本当にただの煩わしいものなのか、振り返って考えて見てください。

管理職のあなたからすれば、その部下へ威圧的に叱責することは簡単です。

でももしその部下の言い返しの受け取り方を間違っていたとしたら、それはもっと大きな問題になります。

誰も声をあげない職場は避けるべき

言い返してくる部下、確かにいい気持ちはしません。
でも、部下を黙らせることが果たして良いことなのでしょうか?
言い返してくる部下を疎ましく思うことは、心理的にはわかりますが、組織の発展のためには必ずしも正しいとは思えません。

逆を言えば部下が立場が上の人間に対しても意見ができる環境であるとも言えると思うのです。

人と人が関わり合い、知恵を出して刺激しあって組織は活性化していくものです。

なので、部下が言い返してくるというその事実は、ある意味あなたは良い職場環境を作ることができている管理職でもあるのではないでしょうか。

部下全員を黙らせることになってしまったら、それこそその組織が発展することをやめて死んでしまいます。

そんなチーム望みませんよね?

言い返してくる部下の性格や個性を最大限活かす方法を探る

言い返してくる部下、そういったタイプの部下にはどんな性格や特徴があるのでしょう。

管理職としてはその言い返しがただの言い訳であったら聞くに価値のないことであれば正しく指導すべきです。
ただそれだけではなく、そのいつも言い返してくる部下の性格や特性を理解して活かしてあげることが管理職としての最大の役目ではないでしょうか。

ただ黙らせるのではなく、言い返す部下にはどんなポジティブな特徴のある人が多いかみてみましょう。

自分の意見を常に持っている

組織は、いつの間にかその中でのマイナールールというものができがちです。
ある上司が言うことはいつも正しいと言うイメージがあり、それば組織内に浸透したら、もうその人のワンマンプレイで物事が進んでいってしまうこともあります。
言い返してくる部下は、どんな組織の中にいても目の前の物事に対して自分の意見をもてる目を持っていると言えます。

立場に左右されない人間関係を築ける

あなたと言う上司に対して意見したり、間違っている場合には指摘したりする部下。
立場に左右されず、正しいことを主張できる人です。
日本の古くからの組織の中ではもしかするととっつきにくい人と敬遠されることもあるかもしれません。

その、とにかくたとえ少し間違っていたとしても年長者の意見を重んじる長くから続く悪しき習慣を打ち破ってくれるのもまた、このタイプの人間です。

組織の中で、長いものに巻かれて群れたりすることもないので陰湿な人間関係のトラブルの当事者ニはなりにくく冷静に物事を俯瞰できるタイプです。

自分に自信があり自己肯定感が高い

自分の意見を物怖じせずにはっきりと伝えることができるのは、自分に自信があるタイプです。

自分のやっていることに自信を持てると言うのはとても良いこと。
こういったタイプにはプロジェクトのリーダーを任せてみるのもいいかもしれません。
信じた道を突き進むので、他人の意見を聞く耳を持つようサポートさえしてあげれば力を発揮できる、チャレンジ精神の持ち主です。

逆境に強く、ストレス耐性も高い


他人と言い合いになると言うことは、大きなストレスに感じる人の方が大多数です。

それを恐れずに上司に対して意見できたり、言い返すことができると言うことは、ストレスを感じにくいタイプで、負けず嫌いです。

仕事で少々の負荷がかかっても、自分で対処し、自ら成長に対して意欲的であることが期待できます。

どうしても肯定的に捉えられない!否定や言い訳する部下に対してどうするか

ここまで、言い返してくる部下を肯定的に受け取り検証してきましたが、本当にただ単に言い訳や、否定してくるだけの場合もあります。

そんな場合、どう対処していけば良いのでしょうか。

ただの言い訳パターン

とにかく相手にしてはいけません。
最初の言い訳フレーズに、まともに返答するとそこから言い訳はエスカレートして行き、自分の失敗やミスを他人や環境のせいにして無責任に仕事をするくせをつけさせてはいけないからです。

毅然とした態度で、とにかく「言い訳は必要ない、聞きたくない。」と制止してください。

建設的ではなく、とにかく常に否定的に言い返してくる

どんな指示や方針を伝えてもとにかく否定的。

なぜそんなことしないといけないんですか?
それって意味あるんですか?

こんなことを言ってくる場合、とにかく従え!と力づくでわからせようとしても絶対に納得しません。

そしてその後も繰り返します。

常に否定的な反応をしてくる、否定的な言い返しが癖のように口から出てくる。

そんな時は、その否定的な意見の原因を探ってください。
「嫌だ嫌だと言うが、では、なぜそう感じてそう思うのか?」
「嫌だと感じないためには、どのような工夫が必要だと考えているのか?」

あくまで誘導するのみで本人に、その反論の原因と対策を練らせるのです。
そうすれば考えなしにただただ否定をしているのか、それともしっかりとして意見の元否定的な言葉を返してくるのかが、その本人が良くわかるからです。

こちらから、あーしろ、こーしろ、口答えはするな!と言っても逆効果。

部下それぞれが主体性をもって物事に取り組むことを促しましょう。

ただ自分の思い通りにことを運びたい

どんな小さなことでも、とにかく自分の思い通りにしたいタイプの人はいます。

部下がそのタイプの場合、たとえ小さな物事の進め方であっても自分のやり方を主張してつき通すために言い返してくることもあるでしょう。

その場合、そのやり方や意見が、より良いものならばしっかり認めて採用してください。
とにかく認められたいと言う承認欲求の現れでもあります。

しかしそうではなく、ただ利己的な意見であった場合は上司として視点を助けるということを意識してみてください。

こちらからの指示や指導に言い返してきた、それは必ずしも正しいとは思えない時は、部下の主張を理解したと言うことを伝えた上で、「こういったやり方では、どうだろうか・?どう思うか?」と第3の案を提案して意見を言わせて見てください。

その部下の、意見を取り入れたやり方に上司であるあなたの助けと議論を経た上でたどり着けます。

そうすることで、部下の自分のやり方を通したいと言う思いや、承認欲求も同時に満たすことができるのではないでしょうか。

まとめ

言い返してくる部下、あまりいい気分ではありませんよね。

ただ頭ごなしに黙らせたい!という思いを持っている場合は一度捨ててください。

今日紹介したように、そのいつも言い返してくる部下をうまく活用できる方法や、お互いに気分良くやりとりを終える方法があるかもしれません。

この記事があなたの職場をより良いものにする助けになる事ができれば幸いです。

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