男女の出張で気をつけるべきポイント4つ!セクハラや誤解を生まない為に

男女の出張で気をつけるべきポイント4つ!セクハラや誤解を生まない為に女性活躍が推進されて、以前と比べて女性の営業職や総合職も増えて出張などに行く機会も多く見受けられるようになりました。

時と場合によっては男女のペアとなって出張に行くこともあることでしょう。

もちろん仕事場での人間関係ですからやましい関係はないと言い切れることがほとんどです。

仕事のためにペアで出張することになったのはやむをえませんが、男女であるというだけの事でトラブルになったり、周りから誤解されたくありませんよね。

今日は男女での出張が決まったときにどういうポイントで気をつけてトラブルを回避するべきなのかを、わたしの失敗談を踏まえお伝えしたいと思います。

わたしの失敗談

わたしがまだ25歳という若かりし頃、営業事務として働いていた時の事です。
男性上司と2人で、2泊3日で行くことが決まりました。

出張は初めてのことでしたので、何もわからず全て同行する男性の営業担当へ任せっきりにしていました。

移動時間は拘束時間

出張当日朝は駅で待ち合わせをして、新幹線に乗り片道約3時間打ち合わせ。パソコンを出して構えていたのに、話すのはただの雑談。

今度プライベートでどこどこへ行きたいけど自分は関西の土地勘がないから案内してよ。
来月飲み会しようよ、コンパ開いてよ、などなど仕事とは全く関係のない話。

仕事と関係のない話で上司と3時間は苦痛でしかありませんでした。
しかも内容がめんどくさい・・・。

ツインベッドの夜景が見える広い部屋

初めての出張でわからないだろうから、僕が全部手配しておくよという上司の優しさ(だと思っていた)に甘え全てお任せしました。

夜景が見える上層階のスタイリッシュなホテルでした。
上司の泊まる部屋は同じフロアの向かいでした。

2泊3日食事を常に共にする

毎日、ホテルの部屋で一息ついた頃に上司から内線が鳴り、夕飯食べに行こう!と。
連れられた先はこれまた夜景の美しいレストランのようなバーのようなところ。
初めての出張で社会人としてもまだオロオロしていた私は、とにかく上司に従うしかなく、常にその上司と食事を共にし自分時間はほぼゼロに疲れ果てました。

そして事件は起こった最終日の夜

最終日の夜は接待で、ウイスキーを勧められ飲みました。
わたしは酔っ払ってはいませんでしたが、その上司は酩酊状態。
宿泊しているホテルに着きスーツケースを転がしながらエレベーターを降りて自分の部屋へ入ろうとしたところ、酔っ払った上司は「今晩は一緒に寝よう!」としつこく私の部屋に入ろうと迫ってきました。
最終的にスーツケースをたてに、足でスーツケースを蹴りながらその男性上司を追い出して鍵を閉め、危機は免れました。

問題だらけの男女出張

この私の出張セクハラ体験談、いかがですか?
問題だらけだと思いませんか?

もちろんその上司がまずしっかりしろよ!というのが一番ですが、無知であった私にも責任はあります。

ではどういう点でどう配慮すべきなのでしょうか。
順番にみていきましょう。

男女の出張で配慮すべきポイント4選

移動編

移動時間は、出張先によってはかなり長くなることもあります。
仕事で向かう出張ですからよほど、心を許した仲でなかったら数時間も隣同士の席でというのは気が張ります。

移動時間も共同作業の事務処理があるとか、特別な理由や事情がないのであれば長時間に及ぶ移動は別々で、と上司の方から提案しましょう。

移動に関して意見できる立場であるならば、特に打ち合わせ事項もなさそうなので現地の集合で構わないですか?と提案しましょう。

また、共に移動する場合であるならばあとあとセクハラを訴えられたりすることを避けるために死角となるような席は避けておくのが無難です。

ホテル編

ホテルは、別々で支障がないのであれば、各々ホテルを予約するのが最も無難です。

便宜上同じホテルでという場合でも、私のようなトラブルやトラブルに発展しないように予防線を貼る意味でも別フロアにするのをお勧めします。

いい大人なのでたとえ仕事場と自分のとったホテルは少し離れていたとしてもきちんと仕事の時間に間に合えばそれで問題ないかと。

食事編

これも私の失敗談にあったように常にべったり一緒に食事をする必要はありません。
むしろ別々にした方がただでさえ疲れる出張で、食事もゆっくりとれることも少ないことが多いですよね。

ゆっくり食事できそうな夜くらいはそれぞれ自由に食事するということにしましょう。

もし仮に一緒に食事をしようということになったときは、個室やカラオケなどみっしつになるような場所は避けてください。
また、何かあっては困るのでレシートも必ず保管しておくよう注意が必要です。

お酒にご用心

出張先での接待。
私も上司の泥酔介抱に巻き込まれてしまいましたが、できるだけお酒を飲むのがやむを得ない状況であっても控えめに飲むのが望ましいです。

もしくは、あまり深酒にならない様なタイミングで女性を先にタクシーで宿泊先へ返す、などお酒が入ってつい・・・みたいなトラブルにならない様細心の注意が必要です。

また、女性側としても自分の身は自分で守る心がけは必要。
お酒の席であるからといって強要されて飲むものではありません。
今日は体調がイマイチなのでノンアルコールにしておく、などといっておけば良いです。

避けられるものならば避けるのが無難

ここまで、男女の出張が発生した際の注意点などをお伝えしてきました。
しかし、昨今のセクハラ問題が頻発している背景をみると、やはり避けられるなら避けたほうが良いです。

会社の危機管理としても、どうしてもその2人が2人同時に出張に同行する必要があるのかどうか、それは再考するべきポイントです。

だからといって女性は出張なし!というのもまた女性活躍の妨げになるようにも思います。

必要な時には仕方ないですが果たして本当に必要出張なのかどうか、は常に当事者含め全員がリスクマネジメントの意識を持って出張を決定する必要があります。

まとめ

いかがでしたか。

私が社会人としてまだ右も左も分からない頃に体験した、男女の出張がセクハラへと繋がった体験談から、男女の出張の際に気をつけるべきポイントをお伝えしてきました。

移動・宿泊・食事・お酒の席、この4つのポイントでしっかり対策を取り会社としてもセクハラ防止の意識を高く持つことが必要です。

あなたの仕事人生に余計な妨げのなる問題が怒らないことを願います。

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