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転職したけど思ったのと違う。
前向きな気持ちで転職したのに、いざ新しい会社で働き始めたら思い描いていたいものと違っていた。
そう悩んではいませんか?
転職が決まった時はとても晴れやかな気持ちで新しい環境で活躍する自分を楽しみにしてたのに、いざ働き始めてみると、求人情報でも面接でもわからなかった気がつくことってたくさんありますよね。
私は転職を4回、3業種に就いた経験があり、どの転職も成功したと断言できます。
身近に転職に失敗したかもという友人を見ていて感じた自分との転職の仕方の違いに気がついたことがたくさんありました。
今日は転職失敗かも・・・と思ったときにどう動けば退職すべきか、続けるべきか、新しい未来へたどり着けるのかを簡単に下記の3ステップでお伝えします。
順番に詳しく見ていきましょう
目次
まずはじめに、なぜ転職失敗したかも・・・と自分が感じているのか整理する必要があります。
何が嫌なのか、どうして嫌なのか。
転職には成功してきた!と豪語しましたが、私も最初の新卒での就職は仕事選びの失敗から始まりました。
私の失敗例でみてみましょう。
化粧品の会社に志願していたのですがなかなかの就職難で希望していた総合職へは就けませんでした。
でもその会社に魅力を感じていたので、同じ会社の化粧品販売部門で再度志願し、内定を得たのです。
もうこの時点で考えが甘すぎるのですが、その会社の理念や営業方針だけをやたらと気に入って、あまり興味のなかった販売職へ就いたところで楽しいわけがありません。
理念や営業方針、説明会で聞くことは綺麗な話ばかり。
現場は女だらけでドロドロ。
そんな状況で、「でも私はこの会社の理念や方針を愛しているから!」などと入って数カ月ではそんな愛社精神もなく、さっさと退職。
あと、割と曲がったことを受け入れるのが難しく、先輩をたてる為だけの売り上げの書き換え行為などが許せませんでした。
実際の仕事を僧都できていなかった
理念や方針が気に入ったからといって他に何が起こっても我慢できるわけではない。
こうして原因・理由を探ることで、自分がどういう仕事の選びからを今後避けて行くべきかがわかります。
私の場合は、もっと実際の働く場所をイメージしてから決めるべきであったとわかります。
理念や社風、社是などは、仕事上で自分のみに何かあったときに支えとなるようなものではなかったということです。
自己分析!自己分析!大切なのは自己分析!
と、学生時代の就職活動では嫌というほど言われ続けてきました。
そんな自分のことくらい自分で改めて分析しなくてもわかるわ・・・。
と思ったら大間違い。
やっぱり大切だった自己分析。
自己分析、と言われると改めてやるのも嫌だなあと思うのですが、重要なキーとなるのはとてもシンプル。
自分と仕事。
この2つの関係性において、自分は何を最優先していきたいか、これだけで良いです。
私の友人Aは、同じく化粧品の販売会社から、商社へ転職を果たしました。
医薬品を扱う専門商社でした。
ですが、転職して半年、辞めたいと思い始めます。
理由は、避けては通れない薬品に関して勉強しないといけないが、合わない。
彼女は“専門商社”を望んで就職したのですが、実際に入ってみると扱っている薬品に関する知識を得ようとするも肌に合わないと拒絶反応。
転職時は専門商社がいいといって“専門商社”を軸に転職活動をしてきましたが、実際の彼女の仕事に対する軸はそうではなかった。
専門商社ならどこでもやっていけるのではなく、扱うものが何でも良いということではなかったのです。
友人の例のように、自分が仕事を選ぶ上での軸が何なのか?最新の自分、今の仕事がしっくりきていない自分としっかりと向き合い、分析する必要があります。
仕事というと楽しい!というイメージが直結しますか?
レジャー、楽しい!というように直結するものではないと思います。
結論として自分が夢中になれて、充実した日々を送れている、自分が成長していると実感したときにいまの仕事は楽しい。と感じますよね。
転職していつかそう思える日を楽しみに毎日仕事に取り組むのです。
仕事をしていると、必ずいくつか嫌なこと・ネガティブなことは出てきます。
その辛い時や負の感情を抱いた時にでも、自分は自分の軸でもって選んだ仕事であれば乗り越えられます。
しかし、適当に選んだ仕事だったり、まえの職場から離れることを目的とした転職をしてしまうと自分の仕事選びの軸はどこかへいってしまっているので、嫌なこと、辛いことを乗り越えることができない。
仕事には必ずつきものである辛い場面や状況を乗り越えて行くためにも、仕事選びの段階で軸をしっかり持つことは非常に重要です。
転職失敗かもと思う原因・理由を探って、いまの自分で自己分析をして仕事選びの軸を見直しましたか?
そうだ!自分の仕事選びの軸からいまの会社はそうそうずれていないじゃないか!と思うことができたら、もう少しいまの辛い状況を乗り越える力があります。
でも、ここまできてやっぱり今回の転職は失敗だと感じたら、やっと退職・また転職活動を考え始めるしかありません。
まずは、市場調査。
退職して、転職してっていってもそうそう簡単にはいかないのが現実です。
年齢・経験・資格など、人それぞれスペックが違う上に、転職失敗したかもと思うということは、いまの会社での勤続年数はそれほど長くないはず。
コロコロ転職するというのは、いくら転職売り手市場とはいえ企業へマイナスイメージを与えてしまいます。
自分のスペック、それに加えてステップ2で分析した自分の仕事選びの軸で転職できる求人がいまどれくらいあるのかを転職サイトなどに登録して調査します。
いまの状況から逃げるためというのは一番危険なので、たとえやっぱり転職失敗だった!また転職しよう!と思ったからといって手当り次第応募するのは絶対にやめてください。
もしそういう動きをしてうっかり採用が決まってしまったらそっちへ流れてしまう可能性が高く、また同じ悩みを抱えることになるので慎重にならないといけません
転職失敗したかもと思う気持ちがあって、モチベーションが下がっているのはわかります。
そうとはいえ、いまの会社での経験も人生の大事な一部です。
だったら、すぐに退職!転職!と次の段階に映る前に、何か一つくらいその会社で培うことができるスキル、得ることができた学びを身につけてから転職しませんか?
誰でもただお金のために働くなんて難しいです。
普段は意識していなくても、半年、一年、数年立ったときにこんなスキルが身についたという自分の将来のために人は働いているものだと思っています。
転職失敗したからさっさと退職して次の仕事!と思ったら、少し立ち止まっていまの会社で、成長できる自分はもういないのかどうか考えてみてください。
あと、これは私の個人的な意見ですが、できれば「辞める!」といった時に惜しまれるような人材でありたいなと過去3回の転職では考えて、自分の中での基準にしていました。
今回は転職を4回経験した私が、3ステップで考えを整理する方法をお伝えしました。
ステップ1. 転職失敗したかもと思う原因・理由を整理する
ステップ2. 自己分析を最新の自分でアップデートする
ステップ3. 自分のスペックでの市場調査と退職判断の基準
転職したかもしれない・・・・と思ったら確かに、どうすればいいの!?
って思いますよね。
せっかく将来を見据えてした転職がしっくりこなかったら残念な気持ちにもなります。
一度冷静になってしっかり分析をすることで、自分で自分の選択に自信をもてます。
いまの仕事も次に転職をするかもしれないときにも、役立てていただけますと幸いです。
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