あなたの職場に尊敬できる人はいますか？
きっといなくて、なんだか毎日仕事をしていてもパッとしないなという日々をお過ごしですよね。

職場で尊敬できる人がいないのは、仕事をするにおいて確かにマイナスに働いてしまうのはとてもよくわかります。

ですが、私は最近いなくってもいいんじゃないか？
あまり変わらないんじゃないか？とも思うのです。

転職を繰り返して５社。
過去に職場に尊敬できる人がいなかったときの対策法をお伝えしたいと思います。

職場に尊敬できる人がいるときにあなたに起こること

職場に尊敬できる人の存在がある。
その時にあなたにプラスに働くことはたくさんあります。
もっとも、大きい変化としてはあなたの将来のビジョンがはっきりするという事。

この人みたいになりたい。

と思う事で、ではこの人みたいには自分はどう行動していけばいいのかというのがとても明確にわかりやすいのがもっとも大きい変化です。

あとは、日々の仕事を進める上でのモチベーションですよね。
尊敬できる人が実行していることを、自分も試してみようと思ったりその人から盗める技がたくさんあるかもしれません。

人間は仕事をしていると無意識に自身の将来や成長を意識します。
その時に尊敬できる人の存在があれば、とてもわかりやすく目標も立てやすくなるのです。

私が出会った職場で尊敬できる人の特徴

職場とひとくちに言っても上司の場合と先輩とか同僚の場合がありますよね。
主に上司は男性で先輩は女性であることが多かった私の体験をもとにその特徴を開設します。

上司編

・相手や気分によって対応を変えない。
・陰口や悪口を言わず、言ってる人の相手も一切しない、相手のことを色眼鏡で見ない。
・叱るときはしっかり叱ってくれ、褒めるときも褒めてくれ、頑張りや努力を認めてくれる
・オンとオフの切り替えがはっきりしている
・周りからの人望が明らかにあつい
・とても偉い人でも自分の非や失敗を素直に認める

先輩編

・いつも笑顔でいる
・注意を自分のためにしてくれているとわかる
・感情で動かない
・周りの状況をよく観察して、後輩のピンチに救いの手を差し伸べてくれる
・焦ってバタバタしたりしないで、いつも冷静に淡々と仕事をしている
・身だしなみに波がない（飲み会の翌日はすっぴん、ゆるゆるの服で出勤などがない）
・謙虚だけれど、遠慮しすぎていない、会議などで発言を物怖じせずしている
・後輩の活躍を恨んだり妬んだりせず、応援してくれる
・仕事のミスからの立ち上がりと切り替えが早い

いなくてもなんとかなる対策はこれ

では、今の職場に尊敬できる上司や先輩、同僚がいないときどうすればいいのでしょうか。

以前の職場や社外の人で尊敬できる人がいないか目を向ける

今の職場ではいないけれど、以前の職場で尊敬できた人、また、取引先の人と関わる中で、その人々の仕事っぷりを見て尊敬できる人はいませんか？

例えば、電話をかけるととても気持ちのいい応対をしてくれる取引先の人、
メールのレスポンスがいつも早くって依頼した仕事の返事も早い人、などなど。

私にはとても仲の良い友人数名がいて、彼女達の仕事の話を聞くのが大好きなのです。
1人は、彼女は数ヶ月前に、自分の希望とは違った部署に配属されいきなり管理職について戸惑っていました。

ですが、全力で自分で情報収集をして、そこまでする必要はないのかもしれないけれど勤務時間外も勉強、勉強、勉強。
そしてそれがどんどん形になったプレゼンが成功したり、新しいプロジェクトの発起人として活躍したりしています。

もう1人は、とにかく勤勉な勉強家。
そして何よりも素直。
できないことに関して恥じることなくわかりません、できませんと言える人。
とてもお堅い国家資格が必要な職業に就いていますが、毎日忙しい中で朝は早起きして英会話。
夜は仕事終わりにアメリカの大学で単位を取るための勉強をしています。

こんな感じで、色々な人のいいところをつまみ食い感覚で自分に取り入れていくのも良いです。

自分の身近にいなければ、著名人・有名人でもオッケー

私はテレビの音が苦手で、普段あまりテレビを見ませんが、気が向いたら夫が毎週録画している番組の中から、唯一見るものがあります。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」というNHKの番組です。
放送は、NHK総合 毎週月曜 午後10時25分 | 再放送 毎週日曜 午後1時05分（一部の地域を除く）です。

HPから番組の概要を引用します。

仕事の流儀には、その人の生き方が現れる。 『プロフェッショナル 仕事の流儀』は、さまざまな分野の第一線で活躍中の一流のプロの「仕事」を徹底的に掘り下げるドキュメンタリー番組です。

引用元:プロフェッショナル 仕事の流儀HPより

上記概要の通り、様々な仕事人に密着してその人の仕事っぷりのリアルを垣間見れる番組です。
なんだか、感動なのか、感激なのか、尊敬なのか、ぞくっとするような言葉を第一線で活躍するプロから聞くことができたり、時には感動で涙をしたり。

とにかく、人生において目標にしたくなるような心の持ち方とかをたくさん学べるいい番組だなあと思えます。

ピンっとくる自分が知ってる尊敬できる著名人もいないよ！という方は、本を読むよりハードルが低いテレビ番組や動画をきっかけに見つけることもオススメです。

それでもなんかぴんとこない？ならば自分がなれば良い

職場に尊敬できる人がいない・・・ことへの不安や不満がまだ解決しない。。。という場合は、あなたがなっちゃえばいいんです。

といってすぐになれるものではもちろんないとは思います。
でもそうなれるように努力する過程を楽しめるのもいまある状況ならではではないでしょうか？

それに、今の職場に尊敬できる人がいないということは、すなわちチャンスでもあります。
あなたが尊敬できる人がいないということは少なくともあなたは現時点で一番なはず。
その職場には目標となる人がいなくっても、あんたがもっともっと自分を高めていくことができたら最強に尊敬できる先輩や上司にあなたがなれるに違いありません。

その自分を高める手取り早い方法として上記２つの、社外やプライベートで尊敬できる部分を持っている人、それからメディアや本などから尊敬できる著名人を見つけることで、つまみ食いをたくさんして最強の仕事人になってください！

まとめ

職場に尊敬できる人が居るか居ないかでは、確かに仕事のモチベーションは違ってきます。

今日は、私が出会った尊敬できる人の特徴を上司版・先輩版に分けて簡単にお伝えしました。

そしてもし今の職場にいなくってもなんとでも方法はあります。
・仕事で関わる社外の人
・プライベートで知っている仕事のできる人
・メディアや本を通じて著名人から尊敬できる人を探す

この３つの方法を紹介しました。

そしてそれでも職場に尊敬できる人がいないことに不安と不満がある場合はあなたがなっちゃってください！なれるように努力する過程を楽しむ！という方向転換も良いのではないでしょうか。

この記事があなたの不安や不満の解消に少しでもお役に立てれば幸いです。