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日曜日の夕方サザエさんが始まると明日の出勤を思い憂鬱になる・・・。
明日も朝からあの上司の顔をみると思うと、とにかく会社に行きたくない。
どんな上司のもとで働くか、というのは自分で選べないし、ただただ運任せ。
嫌な上司のもとで働くのって本当に苦痛です。
そんな時どう対処すれば良いのでしょう。
まずはじめに。
転職は解決策から外しましょう。
冒頭でもお伝えしたように、どんな上司に当たるか・・・それは運でしかありません。
会社員として働く以上、辞令には素直に従うのが基本形。
仮に、それを拒否して他の部署へ移った所で、自分が望む理想の職場環境が整っていることは誰も確約してくれません。
転職も同じ。
あなたは今何かしら理由や動機を持ってその会社にいます。
それを人間関係や上司との関係を理由に転職した所で問題は解決しません。
逃げたい気持ちはわかるし、他の職場を羨む気持ちもわかります。
でも確実に今の悩みの解決には直結しないのでまず、頭から「転職」の選択肢を排除しましょう!
では嫌な上司が理由で会社に行きたくない時、どう対処するのが正しいのでしょう。
ひとつずつ、みて行きましょう。
人間関係の基本でもあります。
相手の立場にたって物事を考えてみる。
理不尽なことを言ってくる、ハラスメント的発言が多い、常に否定から入る、怒鳴る、話を聞いてくれない、など嫌な上司の嫌なところは挙げればきりがないことだと思います。
でもその嫌な上司も同じ会社に務める単なるサラリーマンです。
めちゃくちゃ偉い人でもなんでもありません。
同じサラリーマンとして、自分とは違う立場で、組織の中で戦っています。
その上司のさらに上の人間からのプレッシャーかもしれないし、高圧的な態度は上司自身が小心者であったり、自信のなさから出るのかもしれません。
もしかしたら部署の成績がどん底で悩んでいるのかもしれません。
嫌な上司の嫌な態度や、嫌なところの原因は何か?
一度考えてみてください。
上司と部下という関係といえど、良好な人間関係を築くには相互理解が必要不可欠です。
理想の上司像はありますか?
みんなから慕われて、部下のピンチにはカッコよく現れてカッコよく救ってくれる。
仕事がバリバリにできて、いつもにこやかで優しいが、部下のことを思いやっての厳しさを持っていてそれが部下にも伝わる。
そんな上司は存在しません。
漫画やドラマに出てくるような、理想的な上司はいません。
隣の部署の上司はなんだか良さそう・・・そう思ってしまうこともあるでしょう。
でも、その「良さそう」な上司も欠点たくさん抱えているに違いありません。
みんなどっこいどっこいですよ。
上司も人間だし、欠点があって当然です。
想像してみてください、あなたがいつの日か上司になったとします。
上司になったその日から人間的に完成された、完璧な上司になれると思えますか?
上司も人間で常に不完全、それを頭の隅においておいてください。
理不尽な態度を取られても、「そうだ、この人も今もがいている途中の自分たちお同じ不完全な人間なんだ」と思えば楽になりませんか?
これは、理不尽な上司に出会ったときわたしも実践していたことです。
報告・相談へ行っても、ご機嫌によって話をまともに聞いてもらえず、傲慢な態度を取られることが頻繁にありました。
そんな時、心の中でこう唱えていました。
「かわいそうな人」
そうすることでどうにか自尊心を保っていました。
まずは、自分は仕事を進める上で必要な報告を上司に行っている。
決して間違ったことはしていないという自信を持つことができるように仕事に取り組みましょう。
ここで、自分の仕事っぷりに自信が持てないようだと上司の嫌な上司の嫌な態度に自分がまともにダメージを受けてしまいます。
たとえ、上司の態度や接し方が100パーセント間違っていたとしても、自分に自信が持てなければその上司の悪しきあなたの扱いも正しいのでは!?と錯覚してしまい、嫌な思いをし続けることになってしまいます。
自信の持てない仕事っぷり >> 上司から受ける不当な扱い >> 自分が悪いからだ。
このような思考になってしまっては常に精神が持ちません。
・全力で仕事に取り組んで自信を持つ
・上司の態度がどうであれ、自分は正しいことをしていると自分を肯定する
・人を馬鹿にしたり、怒鳴ったり、思いやりにかける態度しか取れない上司は、「かわいそうな人」
常に自分は正しいと自信の持てる行動を心がけて、「自分は将来誰かの上に立つ人間になったとしても、こうはなるまい、なんてかわいそうな人だろう」と、嫌な上司は反面教師にして自分の成長材料に利用してやればいいんです。
ここまで、いやな上司をどのようにみたら良いのかをお伝えしてきました。
上司との関係がうまくいかない、とにかく嫌な上司に当たってしまい会社に行くのが憂鬱。
その気持ちを抱えながら仕事に取り組まなくてはいけないのは大変辛いですよね。
でも、組織に属したらそれがどこであれ、人間関係の悩みはつきものです。
そして、悩んでいない人はほぼいません。
上司に恵まれたとしても、同僚や仕事で関わる人すべてと常に良好な関係が保てるという事は、ありません。
人間関係を良好に保つということも、仕事のうち。
なぜ自分だけ仕事以外の人間関係で悩まなければいけないんだ?という不満は消すことができます。
嫌な上司に悩む。
職場の人間関係に悩む。
これは、社会人として、皆が平等に抱える不満です。
あなただけじゃありません。
今、職場の上司が嫌で会社に行きたくない悩みの直接的な解決策や対処法とは違いますが、ちょっと視点を変えてみましょう。
職場で過ごす時間は確かに1日のほとんどを占めていますが、それは果たしてあなたの人生の主要な時間ですか?
上司のことが嫌で会社に行きたくない、という悩みを抱えているのであれば、かなりドライに割り切った考えを取り入れてみてはいかがでしょうか。
会社や仕事は生活のため、休日やプライベートの時間を充実させるための手段であるだけだと。
一歩引いた視点で会社や上司や職場のことを考えてみてください。
ただ、生きていくため・生活のためにお金を稼ぐだけの場所。
その場所での人間関係に大切な人と過ごす休日の時間を奪われては悔しくないですか?
割り切り・切り替えを意識してみることもお勧めします。
社会人・会社員人生を送っていると、絶対に嫌な上司に出会います。
もうこれは、程度に差はあるかもしれませんが、誰しも避けられないことです。
つまり、転職で悩みを解決する事は不可能です。
他にすぐに実践できる対策として、上司の立場を理解する事・上司への期待を捨てる事・嫌な上司は反面教師として利用する事をお伝えしました。
人間関係も仕事のうち、割り切りの精神でいまの苦境を乗り切ってくださいね。
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