営業なのに雑談ができないと悩んだら!悩みを解消する3ステップ

営業なのに雑談ができないと悩んだら!悩みを解消する3ステップ
営業職に就いたものの、自分が口下手だと気がついた・・・。

営業さきで相手との会話の間が耐えられないけど、雑談が上手にできるわけでもない・・・。

そんな悩みを抱えて居ませんか?

雑談といっても友達や家族と何も考えず話すのとは違って営業先での雑談には、いろいろな意味があります。

今日は、営業の雑談ができない!と感じたときの克服法を3ステップで紹介したいと思います。

1. 営業における雑談の意味と大切さを理解する

営業職としての最終的な目標はなんでしょう?
契約、もしくは契約の継続、ですよね。

雑談も、ただ営業訪問時の時間を埋めるだけのためのものではありません。
雑談にも目的を持つことを大前提におきましょう。

ただ間を埋めるための雑談がしたいわけではありませんよね?だからこそ悩んでいるだと思います。

営業職における雑談は、その雑談を通して最終の目的である契約や契約継続につなげることです。

では実際にどうそのスキルを磨けば良いのでしょう?

2. 相手を気持ちよくさせて自分への興味を誘う

雑談をしよう!なんか言わなきゃ!なんか話さなきゃ!でも間違ったことを言ってはいけない・・・。

私もどちらかというと口下手で、営業事務をして居ましたが営業に同行しての出張などは憂鬱で仕方ありませんでした。

行く意味あるの?私空気になるのでは?ビジネスシーンでの正しい振る舞いとか話し方がわからない、と悩みは尽きませんよね。

ただざっくばらんなことを話すのではなく、「相手を気持ちよくする」を意識して見てください。

そのために必要なことはたったの2つです。

自慢話は世界一つまらない

自慢話、これは絶対にしてはダメです。
というか、そもそも営業先の相手はあなたに全く興味がないことをわかってください。

基本的に相手も仕事で顔を合わせているだけで、最近いつもの営業にくっついてきてる若手の営業のあの子には全く興味がありません。

その状態で、ただでさえ聞き手をうんざりさせる自慢話をしたらどうでしょう。

いやいや、うるさいよ仕事の邪魔だよ黙ってよってなります。

そんな雑談ができなくて悩んでいるのに自慢話なんてするわけないと思いますよね。
でも、何か喋らないと!興味を引かないと!焦るとうっかり自分の話をしかねないのでご注意を。

「傾聴力」を鍛える

相手を気持ちよくする方法、それは雑談で楽しい話題を提供することではなく、相手の話を相手が気持ちよく話せるように聞くことです。

「傾聴力」という言葉をご存知でしょうか。
辞書を引くと、「(耳を傾けて)熱心にきくこと。」とあります。
また、経済産業省が定義づけた「社会人基礎力」の中にも傾聴力が定義されています。

国が認めた社会人として必要な力のひとつであることがわかりますね。

相手の話、そして相手のことを深く理解しようとする態度が、相手の心を開きます。
そうすることで信頼関係を築くことができるのです。

具体的にどのような態度をとれば傾聴と言えるのでしょうか。
代表的な3つはこちら。

・あいづちを打つ (はい、ええ、そうなんですね)
・うなずき (首を縦に振ってうなずくこと)
・オウム返し (相手が言った言葉をそのまま繰り返すこと)

とても簡単ですよね。
でも、意外と意識しないとできて居ない人も多いと思います。

この3つさえ押さえれば相手は安心して話を続けることができて、あなたへの信頼度も高まります。

話題について注意したいこと

相手に信頼感を与えながら話を聞くことを傾聴力と言いましたが、それでもこちらから何か話題を提供する場面もありますよね。

そんな時に注意したいことは、相手の全くわからない話題かもしれない話題はふらない。

例えば、日本中が湧くサッカーワールドカップの時期でも、見ない人は見ません。
そう言った、もしかしたら好きかもしれないし、興味がないかもしれないことは、相手のことをよく知らないうちは避けましょう。

もちろん、お互いに共通の好きなことがあってそれを知っている状態であれば良いのですが。

他に、動物が好きかどうかわからない人に対してのペットの話題、自分の趣味のマニアックな話、相手が知らない自分の知り合いの話など、自慢話と同様に自分軸な話題は避けましょう。

相手のことをまだよく知らないときには下記のような話題をお勧めします。

・季節
・趣味を尋ねる
・一般ニュース
・天気
・仕事の話(最近忙しいですか?など)

仕事で対面しているわけですから仕事の話が一番無難で、話を広げやすく、また本題であり本来の最終目標である、契約・契約継続の話に雑談から戻しやすいのでベストです。

3. 自信がつけば雑談はスラスラと出てくる

最後のステップです。
今はまだ先輩に同行という形で営業訪問を繰り返して居ますか?

もしそうであるならば、今はとことんだんまり決め込んでおいてもオッケーです!
今は先輩がどう振る舞ってどう話をしているかをじっくり観察して盗む時期。
自分がどう会話に入っていこう、何を喋ろうと考えることよりも、ただひたすら観察していれば良いです。

営業職で雑談ができないと悩んでここまで読んで見たもののやっぱり自分にはできる気がしない、というかできない!という人もいるかと思います。

仕事での人付き合いにおいては、自分にとって会社にとってとても大きな決断をすることもあります。
そんな大事なことを任せるときに、相手の人柄が見えたほうが良いですよね?
安心感があります。

雑談はあくまでそのための雑談。

だから雑談もできない無口でも別にいいんです、それがあなたのキャラクターであるならば。

ただそんな時は、仕事はとにかくきっちりこなして自信をつけてください。
そうすれば、自然と相手との距離感は縮まり、雑談もスラスラ口から出てくるようになるはず。

雑談ができない・・・というのは自信のなさの表れでもあります。
逆を言えば相手を想って誠実に仕事をこなして自信をつければ、雑談に悩む必要もない、ということです。

まとめ

営業職なのに自分は雑談ができないと感じたときにどうすれば良いかについてお伝えしました。

まずは営業職における雑談の意味や目的を理解して、雑談のテクニックを取り入れる。

そしてそれでも無理!と想った時は自信をつければいい。

向いてない・・・かどうかを判断するにはまだまだ早すぎる悩みです。
是非明日から試していただけると幸いです。

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