国内No.1の社員研修・企業研修サイト[社員研修プロ]
せっかくの自分の休日が社員旅行で潰れるなんて嫌だ・・・。
どうしても社員旅行へ行かなくてはならないのなら退職した方がマシだ!
どうにか回避する方法はないのか・・・と思い悩んでいますか?
行きたくないと思う気持ちもよくわかります。
やっぱり気を使うし、旅行となれば数時間でなくずっとですもんね。
会社は第二の家族!という昔の日本の雇用からはるかに変わってしまった現代。
現代における社員旅行の意味?目的は何なのでしょうか。
さらには、ずっと減少傾向にあった社員旅行が、いままた再燃してるという話もあります。
今日は、現代における社員旅行の価値はなんなのか?を、3つの目的で紹介します。
どうしても行くべき!とは言いません。
ただ単に、何も知らずに「行きたくない」と思うのでは勿体無い。
この記事があなたの社員旅行に対する気持ちに変化をもたらすことを願います。
目次
昭和の社員旅行といえば、みんなでバスに乗り込んで温泉地へ。
チョロっと観光をして、よるは宴会場で出し物をしたりどんちゃん騒ぎ。
といった感じで、観光+宴会がスタンダードでした。
社員旅行は別名慰安旅行とも言っていて、会社から日頃頑張っている社員へ旅行をプレゼントー!という感覚でした。
現実では、上司には気を使いお酌をしたり、旅行の間ずっと上司の気持ち良いように接待しているような気分になるようなものですけどね。
正直、若手社員としては、楽しめそうには思えません。
しかし、現代における社員旅行は昭和の頃とは目的も内容も異なってきているようです。
それが故にブームが再燃・復活しているという話です。
単なる社員への労いとして企画されてきていた社員旅行。
現代の社員旅行は、旅行という形態を取りながらもセミナー的要素が盛り込まれていることが多いようです。
その旅行の目的のナンバーワンが「コミュニケーションの活性化」。
普段から仕事で接している人もいれば、いつもは電話やメールだけのやりとりで顔を合わせたことがない人もいます。
そういう人と関わる時って、いつかお会いしたいですねー!と言った話になったりしませんか?
仕事上メールと電話のコミュニケーションでも、かなり仕事をする上で仲良くなることってよくあること。
自分から遠方にわざわざ会いに行くってなかなかないですよね。
そんな人にもなんの経済的負担もなく会えるチャンス!
AIの発達も関わって仕事の分担が縦割りになりやすい近年の実情。
社内の他部署との交流が希薄になっているのは事実です。
他の社員との交流を深めることは、より自社のことを知ることができるので、会社への帰属意識も高まって、ひいては離職率を下げることへも繋がります。
次にあげられるのが、人材育成的な要素です。
ひとつ目のコミュニケーションと繋がりますが、仕事をする上でチームワークは欠かせないもの。
旅行の中にレクリエーションがある場合もあります。
ただ、そういった企画がなくとも、他部署・他支店、上司・部下が就業時間外で親交を深めるだけで、通常業務に戻ったときに役立つものです。
社員旅行はたいていの場合、幹事さんがたてられる場合があります。
その場合は、幹事さんもいちから旅行の企画に携わり、関係各所との調整などを通して旅行を作り上げることは、人材としての成長する機会です。
昔からの社員旅行にあるような目的です。
慰安旅行という名の通り、やはり旅行である限り、リフレッシュできたり楽しめる時間がないと誰も行きたいとは思いません。
この要素をどう企画するかで社員の満足度が変わってきます。
非日常的な体験を通して、また明日から頑張ろうと思えるような特別な体験が欲しいところです。
例えば、個人の旅行では叶えることができないチケットでのスポーツ観戦や、団体だからこそできる施設の貸切などもよくあります。
普段、自分の個人としての力では体験できないようなことができるとしたら、少しワクワクしませんか?
社員旅行は「旅行」という名のつくものなのに、自由でない感じがするから行きたくないのではないでしょうか?
できれば行きたくない、なんとなく行きたくない、だるい、とかそういう理由であれば絶対に行くべきです。
上述のように、現代の社員旅行は目的があって企画されていることが多いです。
今まで話したことのない社員との交流や、上司との就業時間外でのコミュニケーションは、あなたの会社人生に絶対に役立つものばかり。
出世願望があれば、何かのときに縦横の繋がりは確実に有利に働きます。
仮にそこまで出世願望がなくとも、日頃の業務であなたの仕事の幅を広げることにつながるかもしれない。
困ったときに助けてもらえるかもしれない。
人は1人では行きていけないというセリフ、色々な場面でよく聞きますが、会社員人生もそうだと思います。
社員旅行→だるい。と感じる気持ちはわかります。
会社員としてその会社に勤めている限り、1人では何も成し遂げることができないことを理解して、その会社での会社員人生をより豊かにするための絶好のチャンスであることを知っておいてください。
それでも、どうしても行きたくない。
社員旅行へ行くくらいならば、退職したい・・・。とまで思う場合もあると思います。
極度に他人と過ごすのが苦手だとかいう理由があれば、どうにか上司に話して行くのをやめることも仕方ないです。
自分にどんなメリットがあろうとも、旅行へ行くくらいなら退職したい・・・そう感じることもあります。
人それぞれの感じ方があって当然なのでそういった社内風土が受け入れられないという人もいます。
自分に合わない会社だと気がつけるいい機会だったと思い、今後の仕事選びに役立てましょう。
いかがでしたか。
社員旅行があると告げられた時、プライベート旅行とはもちろん違う感覚を持つことは自然です。
行きたくないと思ってしまうのも仕方のないことだと思います。
今日は、行かない!と決断してしまう前に知っていて欲しい社員旅行の目的を3つ紹介しました。
1.コミュニケーション活性化
2.チームワーク強化
3.自分のためのアピールチャンス
これらは全て、その後の会社人生での周りからの人望にもつながることです。
ただ、ダラダラ、ワイワイしているのが社員旅行の通例の会社でも一度は行ってみて自分が得られるものはないか?と検証してみてはいかがでしょうか。
昔と違い進化している現代の社員旅行。
今までのイメージを取っ払って今までとは違う視点でで何か発見できることを願います。
社員研修を任された時、最も懸念するのはどうやって与えられた時間を社員に退屈させずに、惹きつけるか。 ...
業務に取り組んでいる最中に、ちょっとお茶だし、○名分よろしく〜〜!! と上司に突然お茶出し要請される...
人手不足の昨今では、人材育成・人材開発が急務! 未経験者でも人を雇って育てるということが必要! 社員...
ああ言えばこう言う、こう言えばああいう。 こちらからの指示に、「はい、わかりました。」とすませること...
せっかくの自分の休日が社員旅行で潰れるなんて嫌だ・・・。 どうしても社員旅行へ行かなくてはならないの...